最近サーフの釣りと並行して、オフショアにも手を出している。
その中で、タイラバでヒラメの釣果が上がっているのを見て、ショアからでもヒラメを狙えるのではないか、と推測して購入したのがメガバスのマキノタネ。
今回はそんなマキノタネのインプレをしてみたい。
マキノタネのスペック
マキノタネはキャスティングタイラバ、キャスラバという種類のルアー。
メガバスから発売されているマキノタネは20g〜40gで10g刻みで3種類。
カラーはサーフで一般的に使われるイワシカラーをはじめとして、オレンジやピンクなどが揃っている。
ルアーの構成
マキノタネは面白い形状をしており、オモリとなる先端部分とアピール用のタコベイトとスカートを装備している。タイラバっぽい形状というと分かりやすい。
なお、上の画像はタコベイトを追加しているので注意。
先端部分とスカートの接続はスイベルで行われている。
アピール用のスカートもこのスイベルに巻き付けられているため、交換するときはここに結びつければ良い。全部交換するときはカッターなどで削ればよい。
ルアーチューン
通常のルアーの場合、カラーチェンジには複数のルアーを購入する必要がある。
しかし、このマキノタネは先端部分とアピール部分が分離しているため、タコベイトを交換することで簡単にお安くチューン可能。
また、ネクタイは自作するのが面倒ならDaisoやセリアでも売っているので買えばよい。
また、タイラバ用のフック等もセッティングできる。
鮭ラバなんてものもあるし、シングルフックにして餌をつけるような使い方もあるかも。
実釣してみて
結構いじりがいのあるマキノタネの実釣インプレをしてみたい。
今回インプレするのは、30gのマキノタネで、使用ロッドはモンスターサーフ1052、PE1号。
飛距離
サーフで使うなら気持ちよく飛ばしたいところ。
このマキノタネはフルキャストすると約60m以上の飛距離が出る。
この飛距離の秘密は先端とアピール部分が分離していて自由になっていることと、アピール部分のフックまでの部分がシャフトになっていることの2点。
この2点でアピール部分の暴れる大きさを最小限にして飛行姿勢を安定させているためと思われる。
着底感
このマキノタネは意外に着底がわかりやすい。
水中での動きを妄想すると、水の抵抗が小さい先端部分がロッドの動きに追従し、先端よりは抵抗が大きいタコベイトやネクタイのおかげか、ワンテンポ遅れてついてくる。
フォール速度
先端部分は言ってしまえば、メタルジグなのでフォールが早い。
一方でスカートやタコベイトが抵抗となってフォール速度を抑える役割を果たしている。
そのため、フォール速度はメタルジグより遅くシンペンと同等程度。
流されやすさ
ヘッド部分はともかく、タコベイト部分やスカートが潮を掴みやすく、流されやすい。
強い流れの中で使うとかなり流されるので注意が必要。
糸絡み
タイラバをそのままキャストすると、フックがフリーであるため、サミングなどをしっかり行わないとラインに絡み易い。
キャストをすることが前提のマキノタネは金属製のシャフトを導入して、あえてフックの可動範囲を支障がない程度に制限することで糸絡み対策が行われている。
流石にシャクリを複数回入れると絡むこともあるけれど、ストップアンドゴーをする分には問題なし。
類似ルアーのご紹介
類似のルアーもいろいろあるので、紹介してみる。
まず、マキノタネに一番近いのはシマノの三型投式。
欠点としては、すでに生産終了しているのか転売くらいしか見当たらないこと。
ダイワもショアラバを出している。
マキノタネとの違いは、ヘッドにラインを通す必要があり、ヘッドにブレードがついている、フックが完全にフリーになっていること。
ヘッドにラインを通すと、ラインが痛みそうだから少し改造して使ってみたい。
アブガルシアからは音でアプローチする製品が発売されている。
こちらもラインをヘッドなどに通すタイプ。
サーフの場合は、波の崩れる音があるため、そこまでアピールにならないと思われるけど、どうかな?
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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