仙南から相馬サーフで使うミノーを1つだけ選ぶとしたら「サイレントアサシン140S」を挙げるくらいよく使っているし、シーバスだけでなくヒラメの釣果も上げている。
今回は、インプレやどういった点で使いやすいのかなどを紹介したい。
なお、この記事で扱うサイレントアサシン140Sはフラッシュブースト非搭載のベーシックなモデル。
ネッサアサシンというサイレントアサシンのヒラメバージョンのサーフ用ミノーも出ている。カラーが増えるのはいいことだね。
基礎的なスペック
シマノのルアーは親切で、パッケージに基本的なスペックがまとめてある。
サイレントアサシン140Sの基本的なスペックとして、スリーフック・シンキングのルアーで重量は26グラム、105cm/s以上の速度でリーリングすると泳ぎ出す。
重量は最近のサーフロッドなら全く問題ない。個人的にはただ巻きで使うから、モンスターサーフ1052などバットが強く、ティップは比較的柔らかいロッドがオススメかな。
ネッサXR106MHくらいになるとさすがに硬すぎると思う。
また、流速スペックもサーフで一般的なリールはエクストラハイギアで1回転約1メートル巻けるため、意識すれば泳ぐ/泳がないのオンオフを入れやすい。
そのため、初心者でもシーバスやヒラメを狙いやすいと思う。
思い起こせば、サーフで初めて魚を釣ったのもサイレントアサシン140sだった。
サイレントアサシンの良いところ
サーフで使いやすいミノーの条件をリストにすると、つぎのとおり。
- 飛距離が出る
- レンジがちょうど良い
- 多少荒れてても泳いでくれる
- 安い
どの条件も単体で満たしているものはそれなりにあるけれど、すべてを平均以上に熟してくれるのがサイレントアサシンだと思う。
磯で使うと壊れるという話を聞いたこともあるけど、サーフで使う分にはぶつけるものはないので気にしなくてOK。
テトラや沈み根にダイレクトアタックしてしまった場合は諦めてくださいm(__)m
飛距離が出る
パッケージに記載されている飛距離は平均71m。
全員がこの飛距離を出せるかは怪しいけど、ロッドが強くなっているし、近い飛距離が出せる。
ちゃんとロッドを曲げられればね。
レンジがちょうど良い
1秒間に32cm沈むのは前述のとおり。
シンキングであるため、深場でもカウントダウンで沈めて使うことができる。
また、ロッドアクションにも素直に反応してくれるため、底を擦った場合でもすぐロッドを立てればあっさりと離陸してくれる。
多少荒れてても泳いでくれる
波気があるときは魚の活性が高くなる一方で、ルアーの操作は難しくなる。
そのため荒れているときには底を取りやすいルアーを使用するけど、そんなときにもポイントを通しやすいのがサイレントアサシン140S。
流石に川のように流れてしまうとダメだけどね。
荒れに強いノースプレミアムシリーズがこっちを見ている…
安い
一般的なサーフで使えるシーバスミノーは1本2,000円前後。
しかし、このサイレントアサシン140Sは違う!
執筆(2024年9月7日)時点ではキョウリンボラがアマゾンで1,400円と安価で売られている。
サイレントアサシンシリーズの発売は2009年で、すでに10年以上販売されており、時の試練にも耐えている名作。
そんな名作が1,400円で売って良いんだろうか。
なお、他のカラーやモデルも物によっては同じくらいで売られており、さすがに売り切れているけれど最安値はなんと1,000円切りの954円。
サーフでのオススメの使い方
一般的なロッド、リール(10ft、エクストラハイギア)を使っていて、サーフでこのルアー使うとしたら、1秒に一回転のただ巻きが良い。
理由としては、流速スペックギリギリの巻き速度で巻くことで、流れが変化しているポイントで自然とバランスを崩してくれるため、意識せずとも食わせの間を作ってくれるため。
また、レンジの上下はロッドワークである程度はカバーできる。
また、ナイトサーフではデッドスローで巻くことで意図的に泳がせず、漂うようにすることで警戒が薄いベイトを演出することもできる。
オススメカラーは?
個人的に1番信頼しているカラーがキョウリンボラ。
最近は、イレグイマーカーの実験で黄色くなってしまったけど、問題なく釣れている。
そして何より安い。
あれ、色を塗っても釣れるということは、何色でも良いのでは?
名作といわれるだけのことはありますな…。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント