サーフロッドは重量が40g台のシンキングペンシルなどに対応するため、強くなってきている。
今回は、そんなロッド環境に対応するため、かどうかは知らないど、30gという重量級フローティングミノーがあるので紹介したい。
ヘビーなロッドにはお似合いだぜ(`・ω・´)b
基本スペックの紹介
今回紹介するログズ140Fはバスデイから発売されているフローティングミノーで、重量はなんと29.5gもある。
カラーはサーフで使用される一般的なカラーがそろっているため、どんなカラーでもの問題ない。
メーカー公称の飛距離は80mオーバーであり、遠くの地形変化やヨブの向こう側のかけ下がりを探ることも十分可能。
また、潜行深度は80㎝程度で、サーフでのナイトシーバスには最適。
ログズを使う理由
サーフで使うフローティングミノーというと、裂波やサイレントアサシンなどが挙げられる。
一方でサーフロッドは40gのシンキングペンシルをフルキャストできるように強くなってきていて、裂波などの20g前後のルアーを使うと、ルアーの操作感が薄くなっている。
大海原に向かっての爽快なキャストがサーフフィッシングの魅力だけど、軽いルアーを硬いロッドでキャストするのはさすがに爽快感がない。
ログズくらいの30g程度まで重量が上がると、MHクラス以上のロッドでも気持ちよくキャストできるようになる。
ロッドが硬くなる分、バイトを弾きやすくなるので、注意。
ログズの使用感
さて、ログズの使用感をインプレしてみたい。
キャスト感
強いロッドでキャストすると、着水までまっすぐ矢のように飛んでいく。
飛距離が出るのは、飛行姿勢の良さもあるけれど、内部の移動重心の出来が良いためでもある。
重量と移動重心をしっかりと生かせるモンスターサーフ1062tr(シンペンスペシャル)でキャストすると90mは飛んでいるのではなかろうか。
かといって、重量と移動重心を完全には生かすことが難しいMクラスのロッドでキャストできないかというと、そんなこともなく、普通にキャストできるし、飛距離も70mは出ている。
若干ロッドに負けている印象もあるけれどね。
アクション
飛距離が出てもアクションが悪いと使う頻度は落ちていく。
このログズのアクションは早巻きすると規則的にブリブリ泳ぎ、スローに巻くと穏やかに泳いでくれる。
アクションの目安速度としては、エクストラハイギアのリールでおおむね1秒に1~1.2回転以上が目安で、流れがあるところだともう少しゆっくり巻いてもアクションしてくれる。
サーフでの使用方法
ログズをサーフで使用する際には、飛距離とアクションするための速度から、ヨブや流れの変化までラインを張りすぎない程度にスローに探る使い方が好み。
特に、夜間のサーフシーバスを狙う際に、地形変化や流れの変化に流し込むと反応を引き出すことができる。
硬いロッドを使用するのであれば、活性が低いとバイトを弾きやすくなるのでそこだけは注意かな。
今回はここまで。
最後までいただき、ありがとうございました。
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