今年、手の防寒を考える中で見つけたエクストリームハンドウォーマーは、ソルトルアーでの使用感が気になっている人も多いのではないか、ということでサイズ感やサーフでの使用感をまとめてみたよ。
釣りのほかには、子どもとの外遊びや室内の利用でも威力を発揮しており、自信をもってオススメできるよ。
エクストリームハンドウォーマーとは?
Foxfire(ティムコ)から発売されている手甲型の防寒手袋で、スペックは以下のとおり。
〇 外装はポリウレタン
〇 手に触れる部分はポリエステルボア
〇 定価:4,400円(税込み)
〇 サイズS~XL
1 外観・サイズ感
XLサイズの寸法を計ってみた結果は次のとおり。
手の大きさがXLでも十分余裕をもって装着できるよ。
手首の部分が10㎝以上確保されており、アウターとの隙間を埋められるようになっている。
手の甲側
手の甲側はポリウレタン素材でおおわれていて、すべすべしており、ロゴが6cm程度の大きさで記載されている。
縁取りの部分は縫製もしっかりしているようだけれど、分解するときはこの辺がほつれてバラバラになるかな。
全体としては3枚のポリウレタンで形成されているんだけれど、内側に向けて縫われているよ。
気になるポイントとしては、複数シーズン経過後の耐久性かな。
この辺をみると、ポリウレタンは2~3年で経年劣化が表面化するとあるんだけれど、湿気と紫外線を避けることで劣化を抑えられるみたい。
手のひら側
手のひら側は指を固定する部分だけゴムで、他は手がむき出しになる。
ゴムは、すべての指に固定できるよう配置されおり、ハンドウォーマーと手の間に隙間ができず、冷たい空気の侵入を防いでくれている。
また、手の甲に触れる部分や手首部分の内側は、もこもこのボアとなっていて、手の甲から放出された熱をストックできる構造となっている。
外側から折り込まれたポリウレタンの合わせ目もあるけれど、短くカットされていて気にならないよ。
気になるポイントは次の2点。
- 手の甲側との接着はされていないか接着が弱いみたいなので、洗濯機でそのまま洗うと外側と内側が分離してしまうかも?
- 手を抑える部分のゴムが伸びてしまったら、交換は難しいと思う。
さすがにすぐに分解したりゴムが伸びることはないと思うけれど、5年とかの長期間は利用できないと感じたよ。
手首部分
10㎝以上の長さが十分に確保されており、外から冷たい空気が入り込む隙間がない状態。
内側は手の甲からボアが続いてきており、ここでも暖かい空気をストックできる構造となっているよ。
縫い目は手首の両脇の部分にあり、ここも縫製はしっかりしているよ。
また、手首の部分の太さはそこまで太くないため、アウターの内側に手首部分を入れることでより防寒性能を高めることができるよ。
使用感・インプレ
さてさて、本題の使用感。
寒風吹きすさぶサーフで利用してみたけれど、手首から手の甲にかけてかなり暖かく、寒さは感じなかった。
なら、ハンドウォーマーなしで行けるとかと思って外してみたら、手の甲側から冷えていくのを感じた。ハンドウォーマーすごい。
また、アウターの袖に手首部分をインして利用する場合、動かしにくさを感じるかと思ったけれど、ハンドウォーマーを構成するパーツが柔らかいこともあり、全く問題なかった。
ちなみに、前の記事でも紹介したように、サーフの釣りで利用するリールやロッドのパーツに直接触れると熱伝導率の関係で手がどんどん冷えてしまうので、グローブの利用が必要だと考えている。
そのため、本記事では秋~初春に利用するグローブとの併用を前提として記載しているので、悪しからず。
※2023年12月26日補足
気温5度くらいまでならハンドウォーマーのみで問題なし。
最初は空気が冷たく感じるけど、釣りをしているうちに快適になります。
【補足】そもそもグローブの上から利用できるのか
結論から言うと、グローブの上から利用できる。
指を抑える部分がゴム製のため、大きい方向へはある程度サイズの融通が利くため、グローブの上からでも装着できる。
素手に直接ハンドウォーマーをつけた場合は、指の腹などに引っかかって脱ぎにくいんだけれど、グローブの上につけることで脱ぎやすくなるよ。ゴムが伸びるのは早くなる気がするけど。
【蛇足】室内での利用は?
いろんなタイミングで使ってみたけれど、暖房が効いているとちょっと暑いかな。
使用がオススメのタイミングは、朝起きてすぐや寝る前に読書をする際など、暖房がそこまで効いていないとき。
暖房が効いてなくても、朝の支度をしなければいけない時には、指先が素手なので細かい作業ができて重宝しているよ。
今回は、ここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。(・ω・)ノ゙
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