真冬は寒いし、ショアからの釣りでは魚っけが少なくなるのでオフシーズンになる釣り人も多いと思う。
それでも冬に脂がのるオフショアタチウオやワカサギなどの釣り物もあるため、真冬に釣りに出ることもある。
そんな真冬にも使えるワークマンのエックスシェルターがあったかくてオススメできるアウターだったので紹介したい。
エックスシェルターとは?
作業服のワークマンが2024年に発売したアウターで、着る断熱材といわれる防寒性能の高さが売り。
これまでもワークマンからは防寒性能が高く、バイク乗りに称賛されるイージスシリーズをはじめ、様々なアウターが発売されている。
どうやって高い防寒性能を出しているのかというと、発熱わたと特殊な断熱シートを組み合わせて発揮しているとのこと。
詳細は、ワークマンの公式ホームページで確認いただきたい。
特筆すべきは、その価格で、今回紹介するたのは、エックスシェルター断熱防水防寒ジャケットは5800円が定価で、そのスペックからすると非常に安価。
人気があることから、購入できるかはわからないけれどね。
外見について
真冬に釣りをすることを想定して購入したのは、エックスシェルター断熱防水防寒ジャケット。
作業服であるので、そこまで外見には期待していなかった。
しかし、いかにも作業服というような真っ黒ではなく、ベージュカラーなどもラインナップされており、街中でも着ることができるかも。
ジャケット表面はさらさらタイプ
ジャケット表面はつるつるした感じではなく、さらさらした生地。
防水性を謳っているけれど、さらさらした生地で撥水性もあり。
止水ファスナーを採用
ポケットやフロント部分のファスナーは止水ファスナーとなっており、防水仕様となっている。
水がしみこみやすいフロント部分はファスナーが生地に隠れるようになっているため、止水ファスナーが劣化してもしみこみにくい構造になっているのはうれしいポイント。
ポケットは6個
ポケットは内ポケット1個、胸ポケット1個、腹回りに4個の計6個。
全ては使わないけれど、たくさんあると使い分けできてよい。
襟は高い
ネックウォーマーの使用も想定しているのか、襟は高くなっている。
風が強いときはファスナーをしっかり上まで締めて、フードをしっかり被っても若干風が襟の中に入り込んでくるため、風が強く本格的に寒くなった時にはネックウォーマーが必要かな。
袖口はベルトで固定するタイプ
袖口の絞りはベルトで調整できるようになっているので、締め付けがきつくなりすぎないように調整することができる。
たとえ、手首を覆うハンドウォーマーを着用したとしても、無理なく調整が可能。
そのため、エクストリームハンドウォーマーとの相性は結構よい。
実釣で使えるか?
さて、釣り人がこれを買うのは釣りで使うためと思う。
そこで、実釣や普段使いで使用できるか試してみた。
氷点下のサーフ
さて、試したフィールドはカタクチイワシが接岸し、好調が続く相馬サーフ。
12月に入り、気温が0度以下になるタイミングである程度着こんで試してみたところ、上半身は寒さを感じることはなかった。
エックスシェルターを着ていない下半身は若干寒いが。
なお、この時の装備は、エックスシェルター断熱防水防寒ジャケットのほか、ネックウォーマー、エクストリームハンドウォーマー、登山用靴下。
レイヤリングをして着こむと若干キャストがしにくい感じがするので、真冬に釣りで着るなら1サイズ大き目のサイズが良いと思う。
ワカサギなど、動かない釣りならジャストサイズで問題なし。
オフショア
12月下旬にマダイ狙いのオフショア釣行にも着用してみた。
オフショアということで普段使いもしているため、上にレインコートを着込んでの釣行となった。
レインコートは大き目サイズを着ていたため、動きに支障はなし。
熱や湿気がこもって不快にもならず、寒さに震えることもなくごく快適に釣行できた。
ひとえに断熱性能の高さと、透湿性の高さからくる快適さだろう。
ちなみにレインコートと厚手のズボン、ヒートテックを着込んでいた下半身は若干寒さを感じた。
ランニング
どこまで寒さ・暑さに耐えられるか実験するために、アウターと冬の早朝にTシャツ一枚でランニングを行ってみた。
ランニング当初から寒さは感じず、時間が経過しても暑さは感じなかった。
さらに負荷をかけるため、ランニングの速度を上げてみても快適性は変わらなかったので、釣りでは気温が高くなる以外では暑さは感じないだろう。
おそらく、この快適性能は透湿性が30,000g/㎡/24hと高いため、汗などがうまく抜けてくれるのだろう。
イージスシリーズよりも透湿性が高いことから、運動時の快適性能はエックスシェルターの方が上。
気温が7度くらいのときにも試してみたところ、胴体部分は快適性能が高かったものの、腕の部分では空気が逃げず暑さを感じた。
さて、試してみてわかったのは、暑さの上限は結構高くて、気温一桁後半でランニングとかしなければ問題なし。
真夜中から日中まで釣りをするアングラーには強い味方になるだろう。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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