まずは場所選び
待ちに待った週末、ということで木曜日ごろから、場所探しのために海流図や水温図、気圧配置図とにらめっこを開始。
風は、追い風でそこまで強くなく、3メートル程度までの予報だから問題なし。
気圧配置図を見ても、周辺に特筆すべき配置もなく、釣行中の天候の変化もなさそう。
水温図は、阿武隈川河口付近で周辺より若干(1度程度)低くなっている。
この原因としては、雨が続いたことによる雨水の流入が推測される。
影響としては、ごみの流出や底荒れなどが考えられるため、候補から外すことに。
また、水温図では宮城県北部と宮城県南部で水温が高くなっているので、ベイトの接岸やそれを追っかけてのマゴチ・ヒラメ接岸は期待できそうだ。
海流図は、候補になりそうなポイントが雲の下に入ってしまい、確認できず。
妄想で補完すると、黒潮は親潮とぶつかって、散りながら岩手県の半島内に入ってくる。
そこから、岸沿いに回って宮城県方面に入ってきて、福島の方で岸にぶつかって沖に戻っていくのが、おそらく標準的な流かた(妄想)。
今回は、阿武隈川が雨の影響でいろんなものを流しているから、栄養塩類も考えると、宮城県南サーフの阿武隈川から少し離れたところが良さそう。
以上のことから、宮城県南サーフに決定。
釣本番
ケツをまくられる。
1ヶ所目では、日の出を見つつ、釣り開始。
キャストした瞬間、先週、巨大エイと長時間ファイトしたためか、腰に痛みが走る。
歩けば痛みはマシになるため、続行を判断。飛距離は2段くらい落ちるが、やむなし。
夏至近くで、明るくなり始めるのが3時ということもあり、人が少ないため、良いところに入ったものの、ヒットは出ず、腰の爆弾を落ち着かせるために、少しずつランガンすることに。
この時は、完全に前回のデカイエイへのリベンジしか頭になく、太ラインに強いタックルでギャフのまで背負って望んでおり、腰の爆弾を本格的に爆発させないようキャストも抑えめにしていた。
通常のタックル構成で後から入った人が最初に居た場所でメタルジグにより、数投でヒラメを揚げており、少しずつランガンしたことタックル構成は失敗だったことを悟る。
結局、時間が経つにつれて、人が増えていき、場所ごと帰ることに。
いい場所に入れず、隣に釣られる。
移動先は、少し南にずれて車で10分くらいの場所。
一目見て、いい場所にはもちろん先客がいる。
そのため、仕方なくマシなところにエントリー。
すると、1番良さそうな場所でやってる人か飛びすぎダニエルで60近いマゴチと40位のマゴチを立て続けにヒット。
話を聞くと、着底とほぼ同時にヒットしたとのこと。
一般的なタックル構成をしているようだった。
その後は、サーファーが文字どおり波に乗って入ってきたため、釣りは中止。
天気が良くて人が多いため、人が少ない場所を念頭に考え、大須海岸へ移動。
ただ、移動先を含めて水温の状況などから良くはないだろうな、と思っていた。
結果としては想像どおりで、反応はなく、タイムアップで終了。
唯一、引っかかってきた生命反応がコチラ。
総括
通常のタックル構成(飛距離重視・PE1号・20~30g(時々40g)のルアー)が一番よいことを実感。巨大エイは取れないかもしれないが。
また、週末は一番いいところに早く入り、腰を据えて釣りをすることが必要。
休憩スペースを兼ねて、クーラーボックスを持ち込むのも有りだと感じる。
反省点
まず第一は、飛距離が足りないこと。
腰の爆弾があったものの、通常のタックル構成であればそれなりに飛ばせて、それなりに釣れたことは想像できる。
来週は、腰の爆弾をなだめるために、柔らかいロッドで、軽いルアーを中心に釣りを進めることにしたい。
そうなると、ラインの巻き替えやフックのチェック、ルアー選定が必要になるので、1週間かけて準備中したい。
第二には、腰を据えて釣りをすること。
腰が痛くて移動した結果、ケツをまくられるということになっている。
サーフの釣りはランガンというけれど、ハイシーズンにいい場所にエントリーできたならば、動かない方が良いようだ。
幸い早起きは得意なので、クーラーボックスを早い時間に設置し、拠点を作って釣り始めることを試してみたい。
オンボロクーラーだからできる芸当で、お高いクーラーを使っている人は盗難の危険もあるため、真似しないように。
地形の話
地形を復習
写真を撮り忘れて、作図も面倒なので、文章で書きます。
瀬に挟まれた深場があり、左側に向岸流、右側に離岸流が走っている。せ
先行者が2匹釣ったのは左側。
ベイトの動きとしては、向岸流や波の崩れに巻き込まれたベイトが入ってきて、離岸流から沖に戻っていく。
ベイト泳ぎの姿勢が崩れて、補食しやすいのは流されず、泳げなくなっているポイントにマゴチが潜んでいたと妄想。
事前に見た水温などから、おそらく見えないだけで、ベイトはそこかしこにいるんだろうから、次回も似たような地形を探してみようと思う。
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