【釣行記:仙南サーフ】2023年6月11日の宮城県、仙台空港付近、吉田浜

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どこにいこうかな

前提の整理

釣行前の情報収集結果をまとめる。

天気図からは、大きくは南西、沖縄付近に台風があるほか、岩手沖に低気圧がある。

風速も5m/s以下で穏やか。

波の高さは1m、うねりの方向としては、ウィンディによると東からで、高さ1m間隔7秒。

そこまで風、波、うねりがなくないため、釣りはしやすそうだ。

直前の金曜日に、台風と梅雨前線のコンボによる大雨のがあったので、川周辺は濁りとゴミで釣りにならなそう。

一方で、河川の影響が普段ないところまで届きそうであり、そこに濁りを嫌ってベイトが寄せられることもあるかも、と推測。

検討結果は?

仙台空港付近、鳥の海南側の吉田浜に決定。

ポイントとしては、波気があり、少し荒れ気味のところを中心にサーチしてみる。

使用タックル

風、波が穏やかなため、ミノーなどの軽量ルアーでアピールしていけるよう、Gクラフトのモンスターサーフ1052を選択。

もちろん、現場の状況によっては、予報と異なり、向かい風や横風が強いことも予想されるため、ネッサXR106MHも持っていく。

現場状況

天候

仙台空港付近はくもり、吉田浜はくもりから雨

地形

仙台空港付近は、沖合いにサンドバーによる波の崩れがあるものの、波気無し

スナガニとおぼしき穴は、ドリフトライン付近の砂浜にほどほど見られたことから、ここしばらくは荒れずに安定していたのかな?

吉田浜付近は、仙台空港前より若干波が高めで流れが見られた。また、スズキの死骸が打ち上げられていた。

自分、周辺の釣果

赤エイ(大)、カニ(他人)

釣りの記録(仙台空港付近)

まず、仙台空港付近に4時頃エントリーし、Gクラフトのモンスターサーフ1052で開始。

流れが出てないし、波の崩れも崩れ波のショボい感じ…

せっかく来たので継続するが、向かい風がほどほど吹いており、やりにくいので、ネッサXR106MHに変更。

地形を見ると、サンドバーがあり、その付近の波が崩れるところを中心にキャストするもアタリ無し。

モンスターショット、飛びすぎダニエル、かっ飛び棒、ヘビーショットなど、各種のルアーをキャストするも全く反応無し。

5時頃になると、エントリーする人も多くなって来て、移動もままならないほど。

周辺を見ても、カニを引っかけている程度で釣っている人はいなかったため、より良い地形を探して移動。

吉田浜

吉田浜に移動し、良さそうな箇所を発見。

テトラ付近であれば、定常的な流れが出ており期待できるかな、と思ってエントリー。

数投投げて、もっと良さそうな地形を発見。

サンドバーが走っており、その間に切れ目がある地形。

出るならここかな、と感じて数投。か

かっ飛び棒をキャストして、底付近テロテロ巻いているとき、事件は起きてしまった。

ばふっ、というアタリがあり、直後に沖に向かって走り出した。

波が低く、波に乗せることもできずに、巻く、走るの繰り返しで延々ファイトし、2時間が経過したころ、ようやく上がってきたのは、大きな赤エイ。

砂浜に横たわり(張り付き?)、バフバフしながら、こちらを見る戦艦のような大きさの赤エイと対応に困るアングラー。

とりあえず、ルアーを外そうと近づくも、尻尾にびびっている間に、波に浚われ、スナップとリーダーの結束部で切れてお帰りになりました。

腕はパンパンだし、雨もふってきたので、終了。

今日の収穫

  • 獲物:なし
  • 技術:波打ち際の大物とのやり取り
  • 教訓:地形が悪いときはすぐ見切る
  • 教訓:エイがかかったらどうするかすぐ決める
  • 教訓:道具が合わないと揚げられない魚もいる

波打ち際の大物とのやり取りについて

エイとは、波打ち際ので40分以上、寄せる、走られるを繰り返していた。

そのなかで、寄せ波の活用と指ドラグの使い方の基礎を学べた気がする。

寄せ波の使い方としては、波の構造として、波の上の方が浜に押す方向の力を持っているので、そこに獲物を乗せるイメージ。

今回は、波が高くなかったので崩れるような波だったので、上記で問題なかった。

チューブができるように巻く波の中に獲物が入るとばらしの原因となりそうだが、今後要検証。

地形が悪いときはすぐ見切る

ヒラメやマゴチに限らず、フィッシュイーターを狙うとき、ベイトの存在が重要になる。

地形が悪いときの定義は今のところ以下のとおり。

  • ヨコヨブ(サンドバーが)一直線に走っているだけで沖から入ってこれる部分がない
  • サンドバーが海面まで遠く、波がまれにしか崩れない。
  • サンドバーがない

この辺のいずれかがあれば、そこはベイトが溜まらないことが想像されるため、見切るようにしたい。

エイがかかったときはどうするかすぐ決める

今回の対象は、重戦車のような大きなエイがサーフでかかった場合のみが対象で、すぐ上がるエイは対象外。

今回、ネッサXR106MH、ツインパワー4000XG、アーマードF+フラットフィッシュ1.2号で長時間ファイトした。

ほぼ新品だったのにケバケバに…

ドラグは限界まで閉めて、竿をぶち曲げて2時間…

リールはまあ大丈夫だか、ラインはケバケバになってしまったし、竿にも相当のダメージがあったと思われる。

また、アングラー側も腕がパンパンになり、そのあとの釣りができなくなるほど疲れてしまう。

ルアーは確かに高額だし、出来ることなら外してあげたいが、尻尾の毒針や波の問題もあり、ギャフなどを準備していても安全にルアーを外すことは困難。

費用的には、リールのオーバーホールやラインの巻き換えなどが必要となり、高額となるためルアーは諦める方が良いか…

そこは各アングラーのスタンスにも寄るので、重戦車のようなエイをかける前によく考えておくのがいいと思います。

道具が合わないと揚げられない魚もいる

今回は如実に感じた。

ロッドのMHという強さ、ツインパワーの剛性、ラインの単線ラインという特性と1.2号の強度、リーダー・スナップ・フックの強度…

どれが欠けていも、ずり揚げ出来なかった。

まあ、かといってサーフヒラメに適正かというと完全にオーバーパワーではある。

エイを釣るなら?

波打ち際の攻防を制したあと、波が来ない場所まで引っ張る必要がある。

しっぽの毒針は大きくなるほどリーチが伸びて危険なため、ギャフは必要かと思う。

座布団ヒラメやシーバスもキャッチ&イートをモットーにしているので、使用には問題なし。

赤エイは美味しいらしいので、次こそは食べてみたいと思う。

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