サーフからヒラメを狙うとき、ミノーなどのプラグやメタルジグなどさまざまなルアーを使用する。
光量や波の高さなど、状況に応じてルアーチェンジを行うけれども、タックルケースの中でフック同士が絡み合って難解なパズルになっていることはないだろうか。
フックにはダメージが入るし、フックが複雑に絡み合ったパズルに解けなくてイライラ…
そんなストレスフルな状況からおさらばするために導入したジャクソンのケンザンが結構良かったので紹介する。
ケンザンとは?
メーカーの紹介は以下のとおり。
MEIHO VS-3010NDMにジャストフィットの専用設計。
シリコンの突起がルアーどうしの絡まりを防止してくれてタックルからルアーを簡単に取り出せます。塗装の傷つき防止にも効果的です。また、ボックスに入れたまま塩抜きができ、傾けると水抜き穴から水を放出できます。あとはそのまま乾燥!!面倒なふき取り作業はいりません。
ジャクソン公式ホームページ(剣山 ケンザン | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り)より
要約するとシリコンの突起でルアーを固定して、フックが絡まなくなり、塗装も保護。水抜も簡単であると。.
毎回フックが絡んでほどくのにイライラしていた俺のために作られたのかな?
取り合えず、1つずつ検証してみようかね。
シリコンの突起によるルアー固定
これはメーカーの画像だと突起の中にルアーを埋めて、固定して使っている。
メーカーの紹介では、メタルジグがメインで使われているため、プラグは使用できないかな、と思っていた。
しかし、収納できる数は少なくなるけど、サーフで愛用しているサイレントアサシン140Sをはじめとするミノーにも使用可能であった。
固定性能の面では、ケースの蓋に届くほど突起が長いので、メタルジグは完全に埋め込まれ、プラグもフックが突起の奥まで入っていくのでしっかり固定され、移動時もガシャガシャしない。
プラグはだんだん浮き上がってくるけど、突起が柔らかく、上から簡単に押さえつけられる。
許容量を超えたルアーを収納しても、突起が柔らかいので多少無理をすれば蓋を占めることができる。
塗装の保護
ルアーを持ち歩いていると、ルアー本体とフックが干渉してフックサークルができる。
このフックサークルは、ルアー本体的には問題ないんだけど、フックにはかなり悪い影響があると思っているんだよね。
ルオー本体にフックによる傷痕ができるということは、フック自体にもダメージが入っているということになる。
せっかく掛けたヒラメをフックが鈍っていたことでバラすのはもったいないと思わないかな?
そう考えると塗装の保護以上に、メタルジグがフックにぶつかって鈍ることも減り、フックの保護にかなり役立つと感じている。
もし、使うルアーが固定されており、自分でフックをビンビンに研ぐなどの努力をしているのであれば、使ってみてほしい。
水抜きが簡単
ケンザンを見てみると、水抜き用の穴がすみっこに空いている。
穴の大きさは数ミリ程度で、実際に水抜きしてみると抜けはそんなに良くない。
しかし、突起の長さが長いので、釣り場であればフックが水と接触する時間はケースに直入れ、乾燥させているより確実に短くなっていると感じている。
そのため、錆びにくくなると思われるが今後も様子を見ていきたい。
また、ルアーケースなどに斜めに置けるので、このように置いておけば、比較的水切れも良くなるので、乾燥が早くなると感じている。
実際の収納力はどうか
これまで、良いところ、微妙なところをインプレしてみたけど、大事な収納力を見ていきたい。
突起のある部分の収納力としては、14センチ級のミノーなら良いとこ4本でいっぱいになる。
自分的にはかっ飛び棒、サイレントアサシン140S、ログズ140F、モンスターショット95S、オフベイトなどのメタルジグ数本がメインなので、それを入れるともう満タン。
そこにいくつかルアーを追加したいので、本来はスナップなどを入れるスペースに入れている。
他にも大きなルアーを使いたいときは、薄いケースに入れるしかないかな。
そこまでたくさんルアーを持っていても使いきれない、ということもあるけれど、好きなようにやりたい気持ちもある。
突起が柔らかいので、無理やり詰めればもっと入ることは確認している。フックにダメージは入るけれど、パズルよりはマシ。
総括
ここまでいろんなことを書いてきたけど、総括すれば、次の3点からオススメできる。価格は高くて、重量は家庭用スケールで222gとかなり重いけどね。
- フックへのダメージが軽減できる。
- フックをほどく時間が無くなるため、よりルアーをキャストでき、釣れるチャンスを増やすことができる。
- ルアーの塗装を保護することができる。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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