疲れないタックル考える中で登場したラフサーフ88を購入したので、魚は釣れてないけれど、ファーストインプレしていきたい。
当初期待していた疲れない、という考え方とはちょっと違うような・・・?
ロッドバランス・重量感
スプールは違うけれど、ツインパワー4000XGをつけると、こんな感じ。
ロングロッドが多いサーフロッドの中ではショートであるため、バランスがとりやすいため、重量感を感じない。
ショートロッドであるため、サーフロッドには合わせにくいクイックレスポンスシリーズも合わせることができる。
感度
短いために感度は良好。
何をやっているかわからなくなりがちなシンペンの引き抵抗も感じやすい。
飛距離・振りぬき感
ラインマーカーを参考にすると、ジグやヘビーシンキングペンシルのキャストでは80~100m程度は飛んでいるようだ。
バット部分にパワーがあるため、きちんと曲げられればロングキャストも可能。
また、かっとび棒などの重量のあるルアーはキャストが難しいと思っていたけれど、バットパワーがあるおかけで気にならずにキャストできた。
気になるところ
実釣する中で気になったのは、次の3つ!
- グリップの短さによる腕の疲れ
キャストに癖がある
波の影響
1. グリップの短さによる腕の疲れ
ショートグリップで軽快感が非常に高いんだけれど、それがために脇に挟み込めず、流れが強いところでは腕・手首に負担がかかりやすい印象。
対策としては、ミノーであれば軽量のものを使う、水切りの良いジグを使うなど、引き抵抗が小さいものを利用するのがいいと思う。
2.キャストが難しい
これはグリップの短さが原因なんだけれど、キャストするときの引手がロングロッドに比べてやりにくいために、ミノーをはじめとするバットに負荷をかける必要があるルアーはキャストしにくい印象。
対策としては、引手をしっかり意識する、バットにルアーの重量を載せる、といったキャストの基本を丁寧に行う必要がある。
そのため、長時間の釣行となると動作の精度が下がりがちになるため、キャストミスが増える傾向にある。
3.波の影響
これはショートロッドの宿命だけれど、波の高さがあるときは、ロングロッドと比較して波を切りにくい。それがために、ライントラブルに発展する可能性もあるので、あんまり無視できる要素ではない。
対策としては、波の穏やかな時や水深のあるサーフ、漁港など波の影響がないところで使うといったところかな。
どんな人にオススメできるか
ラフサーフ88はこんな人にオススメ:メタルジグ、ダート系ジグヘッドなど、水切り抵抗が小さく、重めのルアーをガシガシ動かしたい人、ポイントが遠く常に遠投が必要な人
こんな人は他のロッドをオススメ:長時間釣行する人、ミノーやプラグなどのただ巻きがメインとなる人、遠浅サーフ・荒れやすい地域がメインの人
現段階での結論
凪気味のときにサーフで使用すると感度と軽快感のメリットを最大限に生かせると思う。
仕舞寸法が136㎝と短いため、車に積みっぱなしにしてサブロッドとして運用することも可能。
遠浅サーフが多い地域や荒れがちな地域では結構使用に難があり、福島サーフや宮城サーフでは使いにくさの方が目立つ印象がある。
そのため、ロッドが消耗する前に手放すか、ロックフィッシュ・サーフ兼用のロッドとして車に積みっぱなしにするかの2択というのが今の結論。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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