新地サーフや大戸浜を中心とした、最近の釣行の獲物と反省の記録です。
水温は高めに推移
2023年7月から8月前半は、27℃以上の水温が高めに推移している。
水温が高いと、水中の微生物に消費される酸素が増えて、溶存酸素量が減る。
ある程度なら問題ないけれども、その状態が継続すると小魚とフィッシュイーターがより快適な深場に退避して、釣れなくなってしまう。
そんな経過を辿った夏の釣りの記録です。
2023年7月
さて、7月上旬はベイトが近場に寄ってきていて、ヒラメやらショゴやらマゴチやらがそれなりにいた。
メタルジグへの反応もすこぶる良くて、釣りが上手くなった錯覚をもった。
エイもかなりたくさんいて、潜水艦だか、ダンプカーみたいな引きをうんざりするほど味わった。
水温も落ち着いていて、ジグサビキを使うとイワシやサバがそれなりにヒットしてくれていた。
サビキ部分にガッツのあるソゲがヒットしたりもして、こんな小さいうちからフィッシュイーターであることに驚かされたりもした。
魚との距離感
さて、この反応が良かった7月の魚との距離感はかなり遠かった。
近くでルアーを投げている人もいたものの、プラグやワームがメインの人にはアタリがなく、ジグで遠投している人にはアタリがあった。
場所にも依るとは思うけど、この時メインで釣行していた大戸浜は、魚との距離感が遠いところなのかも知れない。
今のところの大戸浜の特徴
ジャクソンのメタルエフェクト・ロングキャスト40グラムで水深を測ってみると、手前70メートルくらいのところにブレイクラインがあるようなので、そこがポイントになると思われる。
地形的には、ほぼ平坦で、左右のテトラ帯の前には海草がひしめくエリアがあり、その際を狙えれば、のっこみのマゴチやキスなどの餌釣りでも釣果も上がるのでないだろうか。
波は基本的に穏やかで、多少荒れても影響が少ないことも多い。
なお、夜光虫が波打ち際で見られることもあり、波も穏やかであるため、外洋というよりは湾内と見た方が良いのかも知れない。
ただ、荒れると左右の海草帯が発生源と思われる海草の切れ端が浜全体に漂うため、釣りにならなくなるため、注意が必要。
ちなみにここでは、足元を泳いでいるのは何回か目撃したけど、エイは釣れませんでした。
2023年8月
連日の猛暑で水温が30℃近くに上がり、魚がより快適な、溶存酸素量が多い流量の多い河川や深場に避難してしまい、近場からは反応が無くなってしまった。
そんな中でも、いくつかは反応が拾えたので、紹介する。
さて、8月に反応があったのは場所というしてのは阿武隈川の河口と仙台空港の裏のみ。
相馬も何回か釣行したけれど、ジグサビキ含めて反応がなく、サーフには魚が居ないことも考えられた。
水温が比較的下がる河口付近なら、と考え阿武隈川河口にも釣行してみるも、反応はあるけれども、釣りをしている方たちのお行儀がよろしくなかったため、撤退。
盆明け以降は、対岸がなくて、広々できる仙台空港裏で釣行していた。
仙台空港裏は全国的に有名な場所だけど、人も多く、釣果的にもやはりなかなか厳しい状況。
反応があったルアーと釣り方
そんな中で反応があったのはメタルジグの極遠投と地形変化へのミノーの投入だった。
使っていたルアーは極ジグタングステンの40gとサイレントアサシン140S。
極ジグはタングステンにしては飛距離は出ないものの、安価であり、タングステンジグのシルエットの小ささによる流れに強い特性はしっかり確保されている。
そのため、横流れが強いときや荒れているときに底の方をドリフトさせるには最適。
また、サイレントアサシンはこれまで何度も良い思いをしてきたルアーで、地形変化に届きそうな箇所では積極的に活用している。
残念ながらばらしてしまったが、大きさと動きから、アピール力は高いため、今後も継続的に使っていきたい。
コメント