相馬・新地サーフで魚を釣るために必要なこと

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考察・やり方

相馬・新地サーフで魚を釣るために必要なことに気付いたことで、最近数回は釣果を得ることができるようになったので、紹介するよ。

要点としては、1ベイト、2ポイント、3ルアー。

我々の釣果はベイトに依存してるのだ…

相馬・新地サーフで釣りをして分かったこと

サーフで釣りをはじめて、はや4年、いや5年…

これまで、ほぼ毎週末釣りをしてきて、分かったことがある。

それは、基本的に魚影が薄いということ。

ミノーでも釣れるよ。魚が入っていればね。

どうして魚影が薄いのか

フィッシュイーターの行動を考えたとき、ベイトの存在がカギとなる。

サーフでのベイトは何か、と言われたとき、何を思い浮かべるかな?

イワシ、アジ、サバ、キス、コノシロなんかがベイトとして紹介されることが多い。

こいつらをベイトとして考えたとき、どれが一番フィッシュイーターの口に入りやすいか(群れが大きいか)という観点から考えると、数が多く最も見つけやすいイワシをターゲットと考えるのが良いと思う。

イワシの種類は、カタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシとかいろいろいるけれど、ここではこだわらないことにしたい。

相馬サーフでは魚影が薄くてどれでも一緒の可能性があるし…。

なぜ相馬サーフにはイワシが薄いのか

なぜ相馬サーフにはイワシが薄いかというとイワシの回遊動線から外れているためと思われる。

根拠としては、20年くらい前の古い本であるが、イワシの自然誌(平本紀久雄氏、中公新書)によると、マイワシの回遊ルートで相馬沿岸が含まれているのは、未成魚が10月から11月に宮城方面に北上する群のみ。

一方で、いわき付近や鹿島灘は複数のシーズンで沿岸が回遊ルートに入っており、シラスの量も相当多いと思われる。

また、宮城湾も黒潮を受け止める形をしていることから黒潮に乗って運ばれたイワシ及びその稚魚がとどまりやすい環境がある。

前述のイワシの自然誌の中では、イワシは、関東から日向灘にかけてが産卵し、夏にかけて強くなる黒潮に乗って三陸沖に来遊し、栄養を蓄えたうえで、季節が進むにしたがって強くなる親潮に乗って南下するルートが示されている。

何故イワシの回遊動線から相馬沿岸が外れるのか?

簡単に言うなら、イワシがとどまる理由がないため。

黒潮を受け止める大きな地形がないことから、沖を通過する黒潮や親潮がそのまま流れ過ぎてしまううえ、大きな河川もないことからカイアシ等をはじめとするプランクトンが他よりも濃くはならない。

そのため、5月上旬ごろから黒潮に乗って水温が上がり、イワシ(シラス)を捕食マゴチの接岸は仙台サーフから始まり、徐々に南下し、6月ごろに相馬サーフにも本格的に接岸する。

幸い沖合には黒潮が走っており、黒潮と親潮がぶつかる世界有数の漁場が近いため、潮の流れによってはシラスが寄せられる環境がある。

相馬・新地サーフで魚を釣るにはどうしたらよいか

さて、本題。

ベイト気が薄い相馬・新地サーフで魚を釣るためには、他の場所で釣るよりも地形に気を付ける必要がある。

下手をすると周辺ではそのポイントからしか反応がなく、反応が出れば複数、ということもある。

どんな地形に気を付けるべきかは次の2点のとおり。

流れが変化しているところ

流れが変化しているところは、ベイトの動きが変わる箇所、ベイトがたまる箇所であるため、フィッシュイーターがベイトを襲う場所になる。

こんな感じのところ

そういった箇所でわざとスローに巻いたりすると、アタリが出たりする。

流れが変化しているところは、以下により探している。

  • 白波の崩れ方が周囲と異なっている→そこだけ白波が立っていない場所
  • 沈み根の周辺:グーグルマップで事前調査し、根掛を外しやすいフローティングミノーやシングルフックのメタルジグで調査
  • 白波が見えないときは、軽めの表面積が大きいルアーを使い、引き抵抗を確認する。

なお、流れの変化は地形によってできる場合と地形が流れを作る場合があるため、何回かフィールドに通い、沈み根や流れの特性を調査するとよい。

何度も通うと見えてくるものがある

サーフ初心者だと把握するまで結構な時間が必要になると思うけど、だんだん釣れるようになる。

ポイントの癖がわかると、爆風でもポイントまでルアーが届けば釣果を得ることができるようになる。ポイントまで届けばね。

向かい風・風速7メートルでもポイントに届けば…

人が入らない場所

ただでさえ魚の薄い相馬・新地サーフ。

ハイシーズンやアクセスしやすい場所には必ずといってよいほど人の手が入っている。

フィッシュイーターはベイトを求めて接岸しているので、先行者がいる場合かなり不利になる。

そのため、人の入っていない場所を探す必要がある。

どこを探せばよいかのヒントは次のとおり。

  • 他者より先に、他者より早く、他者より遠く
  • 最干潮で激浅のタイミングは釣れる気がしないかもしれないけれども、見えることがある。特に大潮の最干潮はね。
  • アクセスが悪く、移動に手間がかかる場所で釣りをしたいか

…書き出してみると結構他のポイントで言われていることと共通点があるので、遠征時には役立つか検証してみたい。

相馬サーフでのオススメルアー

相馬サーフでの最近の使用頻度が高いルアーは次の4つ。

サイレントアサシン140S

サーフで釣りを始めてから、常にレギュラーにいる顔なじみ。

反応の素直さ、泳ぎのオンオフ、飛距離のどれをとっても使いやすく、相馬サーフで魚との距離を縮めてくれた立役者。

ログズ140F

1年くらい使っているフローティングミノー。

何が良いかというと飛距離とボリューム感。

サイレントアサシンに比べてファットなボディでやる気があるシーバスにアプローチするのが目的。

とはいえ、あんまり回遊があるタイミングに当たらないのがネック。

ドラッグメタルキャスト

30gメインでフォール中心に探るときに使用。

風が強いなどコンディションが悪いとき、早いフォールで誘いたいときなどはウェイトアップして使用する。

極論すれば、ポイントでしゃくっているだけでもヒラメ・マゴチを釣ることができる。

ジグサビキへの相性もいいぞ。

ガン吉

メタルジグでスイミングさせるときはこちらを使用。

サーフで使用されるメタルジグといえば、オフベイトをはじめとする2フックタイプが多いけど、ガン吉はフロント+リアフック。

なぜガン吉かといえば、フォールを織り交ぜるときにも活用できるため。

ガン吉はそもそも岸壁ジギング(岸ジギ)用のメタルジグであり、フォールさせて使うメタルジグ。平べったい形をしているため、いい泳ぎをしてくれると考え使用している。

今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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