釣りにお金を使いながら、将来も守る投資の考え方

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釣り
夜明けの海。釣りに出る理由は、いつもこの時間にある。

今年1年の釣りにかかった費用を集計してみたところ、約27万円という数字が出た。
正直なところ、「やっぱりそれくらい使っていたか」という気持ちと、「思ったより使っていたな」という気持ちが半々だった。

ただ、当然ながら後悔はない。
サーフに繰り出し、きれいな景色に見とれつつも潮位や地形を考えてキャストを繰り返す時間。
船に乗り、風を感じつつ、魚への効果的なアプローチを考えながら竿を出す時間。
そして、釣れた魚を家に持ち帰り、うまい酒とともに食卓に並べ、みんなで食べる。

どれも、仕事や日常から一度距離を置き、頭をリセットできる大切な時間だ。
この時間があるからこそ、また日常を頑張れる。
そう考えると、釣りに使ったお金は「浪費」ではなく、自分にとって必要な支出だったと思っている。

とはいえ、何も考えずにお金を使い続けていいとも思っていない。
家族を養い、これから先の生活を考えれば、趣味にかけるお金と、将来への備え、その両方を成り立たせる必要がある。

釣りの回数を減らす、使いたい道具を買わずに我慢する。
そうした方法も頭をよぎったが、正直なところ、それはあまり現実的ではなかった。
最大の趣味である釣りを、我慢やストレスの対象にしたくはないからだ。

「釣りに使うお金は我慢しない」代わりに、別のところでちゃんと備える。

そんな考えに至ったときに、私が向き合うことにしたのが、“今を豊かにするための投資”だった。

何のために投資をするのか

とはいえ、「今を豊かにする投資」と聞くと、どうしても身構えてしまう部分があった。
正直なところ、これまでも子供の教育費や老後資金のための投資はしてきたが、それはどこか「将来の自分のために仕方なくやっているもの」という感覚が強かった。

教育費のため、老後のため。
それ自体はとても大切な考え方だと思う。
ただ、「今を楽しむためにお金を使っている」という感覚とは、どうしても結びつかなかった。

私の中では、どうしても教育費や老後のための投資は、
・今を少し(すごく?)我慢する
・使えるお金を将来に送る
というイメージが先に立ってしまい、趣味にお金を使いたい自分の感覚とは、どこかズレているように感じていた。

そこで、考え方を少し変えることにした。

投資は、「将来のために今我慢するもの」ではなく、「今を安心して楽しむための土台」として捉えてみる。

釣りを続けるために、お金の考え方を変えた

釣りに行く前に、「今月は使いすぎていないだろうか」「この出費は大丈夫だろうか」
と不安を感じながら過ごすよりも、
「ちゃんと備えはしている」という安心感を持ったうえで、気持ちよく趣味に向き合いたい。

そのための手段として、投資がある。
そう考えるようにしてから、投資に対する見え方が大きく変わった。

もちろん、一攫千金を狙うつもりはない。
短期間で大きく増やそうとも思っていない。
生活を圧迫するような金額を投じるつもりもない。

あくまで、
・使う予定のあるお金は投資しない
・無理のない範囲で続けられる
・長く付き合っていける

そうした条件を満たす形で、投資と向き合っていくつもりで年間27万円という金額を見て考えた末の結論が、これだった。。

その考え方に一番しっくりきたのが、国が用意しているNISAという制度だった。
利益に税金がかからず、長期でコツコツ続けやすい仕組みは、「今を豊かにしながら、将来にも備える」という自分の考え方と相性がいいと感じている。

NISAを使ったからといって、今すぐ生活が楽になるわけではない。
ただ、将来の資産形成にかかる税負担がなくなることで、「これ以上無理をして積み立てなくてもいい」という安心感が生まれる。

その安心感があるからこそ、今の生活や趣味に使うお金を、必要以上に削らずに済む。

私にとってNISAは、「今を豊かにする魔法」ではなく、「今を我慢しなくて済むための仕組み」だと感じている。

次回は、実際に私がどのような考え方でNISAを使い、どれくらいの距離感で投資と付き合おうとしているのかについて、もう少し具体的に書いてみたいと思う。

釣りを我慢しないために、そして、これから先も安心して生活を楽しむために。

そんな視点での投資の話を、続けていく予定だ。

今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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