釣った魚を持ち帰るとき、何で締めているかな?
ナイフが一般的に使用されているけれど、えらを切りにくかったり、しまう場所の問題からカッターナイフみたいなもの、バタフライナイフのようなものしか持っていけなかったりする。
これが刺すのはともかく切断するのに向いておらず、結構使いにくいと感じていた。
これまでナイフを使っていてそんな不満があったことから購入した、がまかつのマルチフィッシュシザーがかなり便利であったので紹介したい。
外観・スペック
外観はこんな感じで刃の長さは6.5cm。
機能としては、刃がギザギザになっているセレーション加工、錆に強い加工、先端の外側数センチが刃になっているサイドエッジ加工、たぶん使わない殻割が搭載されている。
ちなみにセレーション加工されているのは片方のみ。

使われている鋼材はSUS420J2ステンレス。
鋼材には詳しくないので、ネットで調べた結果であるけれど、焼き入れ等の熱処理により高強度・高硬度が得られる一方、炭素が多い分さびやすいとのこと。
Amazonで刻印がさびやすいというレビューを見かけたが、表面のコーティングを加工するときにはがしている影響だろう。
また、刃が欠けたりしたときに研ぎなおしたら、コーティングが剥げてさびやすくなることも想像できる。
普通に使っていても若干錆びるが仕様には支障無し。
特徴
マルチフィッシュシザーの購入の決め手となった特徴は次のとおり。
- 鞘がついている
- 分解できる&握りやすい
- 刃先が鋭すぎない
- 作りがしっかりしている
鞘がある
ハサミやナイフをしまうときに、どこにしまうかというとベストのポケット。

鞘無しだとポケットの中で刃先が開いたりして危ないし、魚を締めた後の刃先がいろんなところに触れるのを防ぐことができる。
当たり前だけれど、たいていのキッチンバサミは文字通りキッチンで使用することを想定しているため鞘はない。
分解できる&握りやすい
分解できないハサミの場合、カシメに砂が嚙んでしまう、洗いきれず錆が出る、研げないなどの障害が発生する。

海で使用した後、分解して洗うことができるため、生臭いにおいやカシメのガタツキに悩まされることはない。
また、魚を締めた後、鱗を落とすなどの下処理をする際に片刃にすることでナイフのように使用できるし、最悪刃こぼれした際も研ぎなおししやすい。
最も、片刃として使う際は、滑って危ないためしっかり握り込めるグリップが必要。
刃先が鋭すぎない
ナイフほど刃先が鋭いわけではないけれど、決して刺さりが悪いわけではないため、シーバスなどの脳天締めを行うことが可能。

刃先が鋭すぎないのは損傷防止か?
鋭くはないものの、ランカーサイズのシーバスの頭も一撃で貫いて締めることができた。
作りがしっかりしている
グリップを含めて全体がしっかり作られており、骨を切っても問題なし。
ばねのような部品も使用されていないため、錆には強いことが予想される。
一年間、ヒラメ・タチウオをはじめとしていろんな魚を締めたり、とげを落としたりしているけれど、問題は生じていないし、使っていてもガタツキなどを感じたことはない。
錆はでているけど、刃の切れ味には変化無し。

ナイフではいけないのか?
これまでサーフやオフショアでナイフを使ってきたけれど、次のような問題があった。
えらやしっぽの付け根を切りにくい
釣れた魚を締めるとき、砂浜に置いて、押し付けながらえらやしっぽを切ることになる。
砂浜に押し付けたとき、えらの中や鱗に細かい砂が入り込むことになるため、塩焼きするときにしっかり洗っていても砂を感じることがある。
せっかく釣った魚の塩焼きはおいしく食べたいし、砂浜に押し付けることは少なくしたい。
ひれなどを落とせない
シーバスを釣ったときに特に感じることであるけれど、背びれをはじめとして結構トゲトゲしている部分が多い。
クーラーボックスに入れるときに、汚れ防止に袋に入れて持ち帰ることもあると思う。
そういったときに、そのトゲトゲで袋に穴をあけられることが結構多くあった。
また、背びれをはじめとするトゲトゲを何とかしないと、ごみ捨てする際にもごみぶくろに穴をあけられることもあり、できれば現場で処理したいところ。
こんな感じにクーラーに入らない魚もしっぽなどを切断することで無事に収めることができる。

まとめ
マルチフィッシュシザーは脳天締め、鱗取りなどの下処理にも使えるハサミで、ナイフのようにも使える。
鞘もついており、持ち運びの際にけがをする危険もない。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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