釣りはお金がかかる趣味だと分かっていても、実際に「年間いくら使っているか」を把握している人は、意外と少ないのではないだろうか。
私自身も、釣果や自分の興味を優先していろんな釣りをしながら1年を過ごす中で、細かい出費についてはあまり気にしてこなかった。
今年も終わりが近づいてきたので、年末の区切りとして、サーフとオフショアを中心に、釣りにかかった費用をざっくり集計してみた。
釣り人は「釣果優先」になりがち
釣り人が釣りに求めているものは何かというと、多くの場合は釣果、そしてその先のおいしい魚ではないだろうか。
釣果という点では、ハイシーズンに性能のいい魚群探知機を搭載していて、腕のいい船長の船に乗れれば、ほぼ釣果は約束されたようなものになるため、どうしても釣りたいときは船に乗ってしまう。また、ベイトが接岸しているサーフは激熱の一言で、県内外から釣り人が押しかけ、駐車場が埋まってしまう。
釣果があると聞くと、多少費用が掛かったとしてもソワソワして、釣りに行きたくなるのは釣り人のサガといっても過言ではないと思う。

今年の釣りにかかった費用を振り返ってみた
さて、私もそんな釣り人の一人である一方で、家族を養っていくことにも責任を持つ必要があるため、費用に無関心でいることはできない。
そんなわけで釣りにかかった費用をざっくりと集計してみると、結果はこんな感じ。
- 合計:約27万円
- 月平均:約2.3万円
正確な記録はないから、あくまで推計だけれど、これは多すぎないか?
一番きつかったのは乗船代だった
内容別に推計すると単純に一番多い費用は乗船代(約12万円)だった。これは当然で一回当たり7,000円~11,000円で釣行回数に従って大きく伸びていくことになる。年間で考えるとこんなに支払っていたのかと驚きを隠せない。ボーナス1回分を消し飛ばすほどとは…。
ちなみに2番目に多い費用はルアー購入代で、約4万円。今年はオフショアの釣行が多かったし、TGポテンシャルやTGベイトなどの比較的高額なルアーを多用したこともあり、だいぶ費用が掛かっている。
それでも釣りはやめられない
それでも、一方で仕事を忘れて、いい景色を見ながら旬の活きの良い魚を釣って食べたかったため、必要経費とは思う。
仕事でも家庭でも責任を負うとなれば、釣りというただ一人の自分に戻れる環境は手放すことができない時間だと思っているし、何より活きの良い魚の引きを味わってしまうと、やめられなくなるよね?
釣りをやめるのではなく、釣りを安心して続けるために、別の角度からお金のことを考える必要があると感じた。
だから「お金の考え方」を変えることにした
自分が最大限楽しむことができる最大の趣味になぜ我慢する必要があるのか?という考えが根底にあるため、釣りに関しては、誰に言われたとしても節約や我慢するつもりはない。
もちろん、飲み物を水筒でもっていったり、家でおにぎりを作って持っていくなどはするけれど、道具やルアーに関しては使いたいものを自由に購入したい。
ただ、その分のお金は、本業の給与もそこまで伸びず、節約では生み出すことができないし、費用は何ならインフレで年々増えていくことが考えられる。
だから、考え方を変えて、お金に働いてもらって、釣りに行くことにしたい。
来年からはこれまでよりも「今」を豊かにする投資にも向き合ってみる
これまでも「お金」については、多少なりとも考えてきたし、老後資金のための投資もしてきた。
でも、老後資金としての投資がメインで、「今」に焦点を当てた投資はしてこなかったため、「今」が豊かに、もっと安心して釣りに費用をかけることができる投資を考えていきたいと思う。
もちろん、国が用意してくれたNISAという世界有数の制度はフル活用させてもらいます。
まとめ
今年の釣り関係費用を振り返ってみて、その金額がトータル約27万円とボーナス1回分に匹敵する額であったことに驚きを隠せない。
家族を養う責任がある一方で、最大の趣味である釣行費用は、我慢も節約もするつもりがないため、今後のインフレを含めて考えると何らかの備えは必要となる。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※本記事の一部画像はAI生成を使用しています。

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