投資を始めたきっかけは、とてもシンプルだ。
このまま貯金だけで生活していくことに、はっきりとした危機感を覚えたからである。
当時の自分は、給料が特別多いわけでもなく、
かといって極端に節約しているわけでもなかった。
釣りには行くし、趣味も楽しんでいる。
その一方で、貯金額はなかなか増えない。
「まあ何とかなるだろう」と思いながら、
貯金の代わりとして加入していたのが個人年金保険だった。
子どもの学費が払えないかもしれない、という不安
転機になったのは、
ふと「このままだと、子どもの学費が払えないのでは?」
という考えが頭をよぎったことだった。
老後以前に、
もっと手前の将来すら危ういのではないか
そんな感覚だった。
そこで初めて、
個人年金保険や貯金について、きちんと調べるようになった。
個人年金保険は「貯める手段」として効率がいいのか?
調べていく中で分かったのは、
個人年金保険は、蓄財の手段としては決して効率が良いとは言えない
という事実だった。
- 手数料が高い
- 運用の中身が見えにくい
- インフレに弱い
もちろん、
「強制的に貯められる」という意味では悪い商品ではない。
ただ、
自分で管理できるなら、もっと効率的な方法がある
ということも同時に理解できた。
投資に切り替える決断
幸いだったのは、
すでに個人年金保険に毎月数万円を積み立てていたこと、
そして投資そのものに強い拒否感がなかったことだ。
やっていることは、
毎月お金を積み立てているという点でほとんど同じ。
それなら、
同じ金額を、自分で投資に回せばいい
そう考えるようになった。
個人年金保険を解約するという判断
さらに調べていく中で、
- 経済は長期的には右肩上がりである可能性が高い
- 生活防衛資金を確保したうえであれば、
余剰資金は早く市場に出したほうが有利
という考え方にも触れた。
そこで思い切って、
個人年金保険を「払い済み」ではなく、完全に解約した。
解約返戻金は、
当時の契約内容でおおよそ積立額の6割。
正直、迷いはあった。
ただ、「このまま続けるよりはいい」と判断し、
返戻金はすべて投資に回した。
投資を始める前に読んだ本
投資を始めるにあたり、
何冊か本を読んだ。
ほったらかし投資術
文章がとても平易で、
「やるべきこと」「やらなくていいこと」がはっきりしていた。
投資に対するハードルを大きく下げてくれた一冊。
敗者のゲーム
データに基づいて、
なぜインデックス投資が合理的なのかを説明している。
「これでいいんだ」と
長く続けるための納得感を与えてくれた。
初心者にすすめるなら、
この2冊で十分だと感じている。
そのほかに読んだ本について
ウォール街のランダムウォーカー
インデックス投資の古典的な一冊。
理論を深く理解したい人には参考になる。
ただ、内容はやや分厚く、
最初の一冊としては少し重たい印象もある。
そのため、
余裕があれば読んでおきたい本
という位置づけにしている。
忙しいビジネスマンでも続けられる毎月5万円で7000万円作る投資術
ほったらかしの投資術と並んで、最初に購入した本で当時は参考にしたが、
簡単に入手するならAmazonkindleでの購入となっている。
ベースとなる考え方は今も変わらないものの、
新書での購入はできないので、最新の内容に改定されていない可能性があり、
参考として記載した。
投資を始めて思ったこと
投資を始めて強く感じたのは、
- 特別なことをしなくてもいい
- 続けられる形が一番強い
ということだった。
派手さはないが、
「これなら続けられる」と思えたことが、
結果的に一番大きかった。
まとめ:投資は特別な人のものではなかった
投資を始めた理由は、
- お金を増やしたかったから
- 一攫千金を狙ったから
ではない。
将来への不安を減らしたかった
それだけだった。
釣りと同じで、
無理をすると続かない。
だからこそ、
自分に合ったやり方で、淡々と続けている。
これからも、
派手な成果よりも、
「続けられるかどうか」を大事にしていきたい。
投資を始めるきっかけは人それぞれだけど、
「不安を感じたこと」自体は、多くの人に共通していると思う。
私自身は、いきなり大きなことを始めたわけではなく、
まずは考え方を整理し、続けられる形を作ることを意識してきた。
次の記事では、
実際に投資を続けるうえで大事にしている考え方について、
もう少し具体的に書いていきたい。
👉【投資を続けるために意識している3つのこと】(作成中)
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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