【2023厳冬編】真冬の釣りの服装

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釣り

12月に入り、寒波が来たり初雪を観測したりで、本格的な冬が始まろうとしている。

冬は夏に比べて、適切な服装選びをしていないと寒さで手がかじかんだり、服の隙間から風が吹き込んで体が冷えたり、足が冷たくて耐え切れない、と感じたりして釣りを続行することが難しいよ。

この記事では、東北在住の私がサーフをはじめ、真冬に釣りをするための服装を紹介するよ。

少しでも釣り場で寒い、と思ったらレイヤリングなどが不足しているから見直しが必要だよ。

暖かい恰好で冬の釣りも楽しもう!

冬の服装の基本

真冬に寒さを感じない服装の基本は、重ね着、格好よく言うとレイヤリングだよ。

重ね着が寒くないのは、体と服、服とアウターの間に空気の層を作って、熱が外に逃げないようになっているから。

室内でも、冬は暖房の他に重ね着をして寒くないようにしているのと一緒。

この記事を参考にすれば、少なくとも釣り場では寒く感じないと思うよ。

真冬の釣り場の服装で重視すること3選

どれだけ服にお金をかけられるかは、人によって違うので、ここでは考え方を書くよ。

真冬の快適な釣りの服装で大切なのは次の3つ!

 〇 風を通さないこと
 〇 透湿度が確保されていること
 〇 動きやすいこと

サイズがフィットしているのは前提なので、悪しからず…

風を通さないこと

手でも足でも同じだけれど、風が通る、ということは熱がそこから逃げていくということなので、風を通さないことが最も重要になるよ。

透湿度が確保されていること

厚着して、町を歩いてたら汗をかいて、服がベタベタになってしまった、なんて経験はないかな?

街中なら、建物に入れるからいいんだけれど、釣り場でそうなってしまうと汗が冷えて寒い思いをすることになるよ。

そのため、体からアウターまで、湿度が抜けていくことが大事になるよ。

動きやすいこと

サーフの釣りでは、かなり歩き回ると思うんだけれど、動きにくい服装では、体力の消耗が激しくなって、すぐに疲れてしまうよ。

真冬にオススメしたいアウター

アウターは一番人の目に触れるし、こだわりがある人が多いと思う。

服にはそれほどお金をかけたくない人にオススメするのは、ワークマンのイージスシリーズ。

このイージスシリーズは、バイクを乗る方にも好評で氷点下でも対応できるとのこと。

釣り向けにもイージスオーシャンとして開発されているよ。

地味にうれしいのが防水性の高さ。

みぞれ交じりの中でアイナメ狙いの探り釣りをしたこともあったけれど、服の中にしみこまず、快適に釣りができたよ。

私もイージスは2017年くらいから愛用しており、5年経過してプリントされた柄は無くなったけれども、暖かさや透湿度、動きやすさは健在。

自信をもってオススメできます。

イージスおすすめポイント

 〇 上下で4,900円と安い
 〇 バイクにも使える防風性
 〇 高い透湿度(20,000g/㎡/24H)
 〇 現場作業用に開発された服のため、動きやすさ抜群
 〇 かなりうれしい防水性

でも、ズボンの方はウエーダーの下には履きにくいし、動きにくくなるので、堤防での探り釣りにはいいけれど、サーフにはオススメできません。

サーフの釣りの場合は、動きやすさを確保するために、ウインドブレーカーのズボンやレインコートのズボンなどを活用するといいよ。

普段使いでOK 暖かインナー

暖かいインナーとして有名どころでは、ユニクロのヒートテックなどがあるね。

個人的には、アウターが十分に役割を果たしてくれれば、中に着るものは普段使っているものを流用すれば問題ない、とも思っている。

ただ、ボトムは動きやすさ確保のために、アウターが薄くなっているので、厚手のインナーを履いていくのがオススメだよ。

かじかみ防止! 真冬のグローブ

ルアー釣りをするうえで、感度やルアー交換に直接影響するため、グローブ選びは重要。

これまで、探り釣りなどの餌釣りなら軍手+ホームセンターの作業用手袋の組み合わせで十分なんだけれど、金属製のラウンドノブに触り続けるサーフの釣りでは、ノブを通じて冷気が手に伝わってしまうため少し不足。

また、サーフの釣りの場合、重いルアーを投げる上に、ルアーにくっついてきた海藻をとるなど手が濡れるため、手の甲を覆うタイプのハンドウォーマーはさらに向かないと考えている。

そこで、今年は奮発して温かいといわれる、クロロプレンの釣り具メーカーのカッコイイグローブを購入してみた。

しかし、ゴムの層が薄かったのか、12月上旬時点の寒さでリールの冷たさが伝わってきて、とてもこれからの釣りには使えないため、違うグローブの購入を検討した。

購入したのは、ワークマンの手袋でTM-338 THE MAX THERMO PLUS 防寒ゴム手袋、580円。

重視したのは、防風・防水性、柔軟性、指先の操作性、あとは奮発したためにさみしくなってしまったお財布事情。

購入後、テストと称して洗車の拭き上げやタオルのもみだしをやってみたが、全然問題なし。

指先はゴムが分厚く、若干スナップの開閉がやりにくいものの、暖かさには代えられない。

実釣してみて、やりにくさが目立つようであれば、指を切れ込みを入れるなども検討か。

手袋の裏はパイル生地になっていて、暖かさを確保したうえで汗でべたつかないよう工夫されている。

ちょっと色が派手だけれど、落としてしまったときにも探しやすいということでオレンジに決定。

できれば、イージスシリーズと同じくらい長持ちしてほしいなと思っている。

R4.12.11追記

 この手袋は釣りに使うのはオススメできません 

 〇 ゴムが厚く、手に力を入れてロッド握る必要がある
  ➡感度が悪く、疲れる
  ➡指先の感覚が少なく、キャストしにくい
 〇 ゴムと裏側のもこもこの割にはリールから金属の冷たさが這い上がってくる
➡別途、よさそうなグローブを検討してみます。

真冬に必須の極厚靴下

冬の足元は結構難しい。

サーフの釣りでは、ウエーダーを履くため、それほど気にしなくて済むかというとそうではない。

足元が波を被るとウエーダーが濡れ、一気に熱を奪われてしまうため、足元の防寒対策も必要となる。

その際にお勧めするのが、登山用の靴下。

お手軽なものとして、アマゾンで取り扱っているものを紹介するよ。

この靴下は、サーフの釣りのみで使っているわけではなく、暖かく蒸れないので堤防での探り釣りや日常生活でも使っているよ。

冬の探り釣りでは、上記の靴下といつも釣りで使っているスニーカーで釣りしているけれど、上記の靴下を使いだしてから寒いと思ったことはないよ。

蛇足:食事編

あったかいコーヒーをどうぞ

真冬に釣りをする場合に、服以外で重視したいのが食事。

これまで冬の東北で釣りをしてきた経験では、真冬の釣りはアウターが充実していても、暖かい食事が十分にとれていないと集中できず、釣りにならないことが多々あった。

そのため、自宅で暖かい食事をとって、体を内側から温めてから釣りに出発することがオススメ。

どうしても胃が受け付けない人は、釣りの前にコンビニなどで暖かいお弁当やスープなどを購入して食べるようにした方が良い。

私は釣りの際には、お湯を沸かせる道具を持参し、味噌汁やカップラーメンなどを食べて温まっているし、ドリップコーヒーを淹れて一服したりしているよ。

特にオススメなのが、大木製作所のアルポット。

薬局でも安価に買える燃料用アルコールでお湯を沸かせる道具で、強風の中でも使用できるよ。

海を眺めながら飲むコーヒーはたまらんですよ。

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