【インプレ】Gクラフト-モンスターサーフMSS-1062のインプレ

本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

タックルインプレッション

とうとう発売となったモンスターサーフの新作で、シンペンスペシャルという二つ名がついている。

最近、飛距離を重視して重量感のあるルアーを多様していたため、とても気になっていた。

10時間程度使用した上で、インプレしてみたいと思う。

基礎的なスペック

特筆事項は18グラムのフローティングミノーが快適という謳い文句があるくらいで、長ったらしいメーカーの紹介文は省略するので、各自でメーカーホームページから見てください。

ルアーウェイトは、MAX60gで快適なルアーウェイトはミノーが40g、バイブレーションが43g、シンペンが50g(!)となっており、遠浅サーフでは対象とならなそうな重量まで扱えてしまう。

使用2年目のモンスターサーフ1052MSS(以下「モンスターサーフ1052」)で十分100メーターオーバーは狙えるし、今は比較的安価に手に入りやすいし。

重量は家庭用の秤で207グラムで、1052MSSより27グラム程度重く、持ち重りが懸念される。

合わせるリールは持ち重りが悪化しそうだけれど、最近お気に入りの21ツインパワーXD4000XGを選択。

高いルアーウェイトで軽量ルアーや軽量ルアーは扱いづらそうだが、しっかり検証してみたい。

重心が大分前にいってるため、アクションをつけるのは辛いか?

実釣インプレ

前提条件

試した場所は、仙南サーフ、新地サーフ、大洲海岸の3ヶ所。

それぞれに特性があって、仙南サーフは遠浅、新地サーフは小場所、大洲海岸は流れが強いという感じ。

大洲海岸は、向かい風であったため、飛距離は他の場所と比較してマイナス5から10メートル程度となった。

使用ラインは、よつあみのアップグレードペンタグラム1号。

キャスト切れの恐れもあるが、一般的にサーフで使用されており、前述のルアーをこれまでキャストしてきたことから、徐々に強く振ることで、1号でも大丈夫なことを確認した。(自己責任でチェックしてください:メーカー記載のベストは2号です。)

使用したルアーは、サイレントアサシン140S、ログズ140f、メタルエフェクトロングキャスト40g、レンジバイブ80ES、モンスターショット95S、かっ飛び棒など。

サイレントアサシンはなぜか1,400円台で変えるので結構オススメです。

裂波120も少しだけ使ってみたよ。

飛距離の検証

それぞれの飛距離はマーカー計測で以下のとおり。単位はいずれもメートル。

ログズ140f:70~80

サイレントアサシン140S:50~60

メタルエフェクトロングキャスト40g:100~105

レンジバイブ80ES:70~75

モンスターショット95S:85~95

かっ飛び棒:90~95

裂波:50

モンスターサーフ1052との比較

飛距離

まだこなれていないためか、使用2年目のモンスターサーフ1052(PE0.8号)とどっこい位の飛距離。

とはいえ、ラインを太くできるのは、良いことである。

また、バットが太くなったにも関わらず、ルアーの振り抜き感も良好で、モンスターサーフ1052には、無理をさせていたのかと思ってしまった。

ただ、ルアーウェイトの上限が高いため、ルアーウェイトを使って無理やり竿を曲げることができないため、竿を曲げこむ技術がないと飛距離が出せず、真価は発揮できないだろう。

ロッドアクション、操作感

ロッドアクションについては、これは重量が重くなっている分、若干悪化しているものの、モンスターサーフ1052とそこまで変わらない。

重心が前に行っている分、疲労の蓄積はやはり早いものの、12時間釣りをしていたのが1時間短くなるかどうかくらいであるため、気になるほどではない。

ルアーの操作感・感度

固くなっている分、当然動きが小さいルアーは動きが分かりにくくなっている。一方でバイブレーションはティップが動きすぎず、非常に使いやすい。

また、着底感度はモンスターサーフ1052と変わらなかった。

軽量リールとの相性

ロッド自体の重心バランスがとれているため、極端に軽量でなければ問題ないく、ツインパワーXDでも問題なし。

ただ、このロッドで狙っている魚はランカー級シーバスや座布団ヒラメ、中大型青物などになると思う。

そのため、ヴァンキッシュなどの軽量リールは剛性面で不利になると思われるので、避けた方がよい。

各サーフでの使い勝手

前に書いたとおり、仙南、新地、大洲海岸で使用した感触については記載してみようと思う。

仙南サーフ

使用時は干潮で流れがほとんど出ていなかった。

ほとんどモンスターサーフ1052とほとんど変わらないが、飛距離が出るためブレイクラインにも十分到達可能。

メタルジグもフルキャストしてシャクって見たが、軽快感もある。

軽快感の点では、さすがにモンスターサーフ1052には劣るが、大物狙いの竿としては十分。

新地サーフ

テトラや沈み根が多く、小場所という認識の新地サーフ。

ミノーを中心に使用してみたが、飛距離はベイトが入っていれば、十分な飛距離。

メタルジグは飛びすぎの雰囲気がある。

大洲海岸

流れが早く、ブレイクラインまでも距離のある大洲海岸。

メタルジグやかっ飛び棒をフルキャストして対応したが、飛距離十分。

また、ミノーで横ヨブの上を通したとき、きっちりドリフトできた。

魚をかけてみて

大洲海岸でシーバスを掛けてみた感想。

使用したルアーは、ログズ140F。

ヒットさせてみて感じたのは、フッコ程度は相手にならない、ということ。

フッコが相手にならないということは、ヒラメも相手にならない可能性がある。

また、竿が硬いため、ラインも1号では細く感じ、安心してファイトできないと感じた。

その点で、ライン1号程度を使用するのであれば、モンスターサーフ1052の方が良いと感じる。

竿が固すぎて、ばらすかと思った。

総評

青物やオオニベ等が混ざるようなサーフならいいかもしれないが、そうでないならここまでのタックルは不要、というのがファーストインプレッション。

使い続ければ、馴染んでくると思われるので、継続的に使っていきたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました