最近、ニュースやYoutubeなどでよく見るNISA貧乏。
NISA貧乏とは、NISAを活用して投資を行う一方で、
生活費や手元資金が不足し、日常生活が苦しくなる状態を
指す言葉として使われている。
生活の満足度を高めつつ投資を行う上で、
このNISA貧乏状態は適正であるか考えてみたい。
なぜ投資するのだろうか
さて、NISA貧乏と呼ばれる状態は生活に必要な資金まで投資に回し、
日々の生活や急な支出に支障が出てしまう状態と定義される。
ここで出てくるのが投資目的。
数年後にFIRE(Financial Independence, Retire Early)を
目指すために今を犠牲にしてでも投資する、なんてケースもあると思う。
それはそれで選択としてはありだけれど、
急病など人生何があるかわからないことは念頭に置いておきたい。
FIREを目指すこと自体は選択肢の一つだが、
今の生活を過度に犠牲にしてまで急ぐ必要があるのかは考えておきたい。
ちなみに私の場合は、教育資金、老後資金、
あわよくば労働時間を短縮するサイドFIREを目的に投資している。
投資を行う上で必要なこと
投資を行う上で、次のことは最低限必要になるはず。
- 投資目的の設定…なぜ投資をするのか
- 資金管理…いくらまでなら投資できるか
- リスク許容度…どのくらい損を許容できるのか
投資をする上では、この辺の設定をきちんとやっていないと
暴落だ、生活費が足りないといってせっかく積んだNISA口座を
売り払ったりしてしまう。
資金管理
投機も含めて投資という行動においては、
資金管理が重要といわれている。
理由としては、投機においては文字通りの命綱であるし、
投資においては不本意なタイミングでの売却を避けるため。
一般的には、現金は生活費の数か月~1年分は持っておきたいと
言われているが、NISA貧乏は待機資金を持たない全力投資スタイル。
さて、相場が順調に推移しているときであれば取り崩しも問題ないが、
例えば暴落期に取り崩しが必要となった場合の影響は甚大。
暴落時は少ない資金で大量の口数を購入できる一方で
暴落時に生活費などのために売却すると、必要な現金を
得るためにより多くの口数を売却する必要がある。
そういった事態を避けつつ、積み立てをやめずに継続するためにも
現金のクッションは維持しておきたい。
生活費と投資額のバランスが取れていれば、
日々相場を気にして投資額を調整する必要はない。
FIRE後の定額取り崩しと資金管理
無事FIREを達成し、取り崩ししながら生活するときも
資金管理が重要になると思われる。
相場が好調な時は取り崩しても資産は増え続けるだろうし、
下落局面では同じ金額を取り崩すために、
より多くの口数を売却する必要が出てくる。
定額取り崩しで何も見ないで資産を取り崩すことも
方法の一つだけれど、手持ち資金で対応する局面も発生すると
想定されるため、積み立て中から資金管理は意識したい。
リスク許容度
資金管理にも通じるところがある「リスク許容度」。
平たく言えばどのくらいの損までなら許容できるか、
生活や精神面に無理なく投資を続けられるかということということで、
自分のメンタルを保つためにもしっかりと把握しておきたいところ。
自分のリスク許容度を知らずに欲に目がくらんで全力投資すると、
少しの下げで耐え切れず一発退場することになる(個別株で経験済み)。
NISA貧乏パターンだと、平時はいいかもしれないけれど、
暴落や急激な円高によって評価額が大きく下がった際には、
メンタルへの負担も大きくなる可能性がある。
まとめ
資割合が高いこと自体が悪いわけではない。
明確な目的があり、生活費や緊急時の資金を確保したうえで
投資しているのであれば、それは単に投資に積極的な状態ともいえる。
逆に、NISA枠を埋めることを優先して生活費や
手元資金まで削っているのであれば、「背伸びした投資」となる。
この記事の結論としては、「背伸びした投資は危うい」としたい。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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